九州ルーテル学院[熊本] こころと育ちの臨床研究所

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 三寒四温とはよくいったもので、最近は温かくて春のような日もあれば、雪が降って真冬のような日があり、体調を崩しやすい日々が続いています。毎年ちゃんと春になると花を咲かせてくれる桜は、時季が来ると蕾がふくらみ、きれいな花を咲かせて私たちを楽しませてくれます。
 私が出会うクライエントさんたちも、毎年時が熟すと、ちゃんと花を咲かせることができる桜の花のようだなと思うことがよくあります。
 人は誰でも、時に迷宮に迷い込んでしまい、自分を見失い、迷い苦しむことがあるのではないかと思います。桜の木が、寒い冬にじっと耐えて栄養を蓄え、春が来るときれいな花を咲かせるように、私たち人間も時が熟すのを待たなければならないのかもしれません。ついつい周りのものは待ち遠しくて焦ってしまい、今か今かと騒ぎ立ててしまうのですが、それが逆に花を咲かせるのを送らせてしまうのかもしれません。
 もちろん、桜の花が咲くためには、温度や土の状態なども関係しているので、しっかりとした環境作りはとても大事なことです。温かいご家族や友だち、理解してくれる先生方、職場の方々など、そのような環境の中で、人は十分にエネルギーを補給して、冬眠からさめるかのように、外の世界へ飛び出せたり、きれいな花を咲かせたりすることができるのかもしれません。
 春は旅立ちの季節です。不安と期待の入り交じった中で、誰もが新しく生まれ変わろうとするスタートの季節。ジャニスでは、そんな「春が来る」ことを信じて、時が熟すのを待ったり、クライエントさんの環境を調整したり、エネルギーの補給のお手伝いをしています。みなさまもどうか気軽に相談にいらしてください。

[2016-03-30] 髙野 浩美